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保険分野-損害保険会社向け損害調査システム

開発事例

損害保険会社向け損害調査システム

 万が一、自動車事故を起こした時には、24時間365日、損保会社は、お客様からインターネット又は電話により事故の初期情報の連絡を受けます。そして事故案件ごとに、専任担当者を配置し、病院の治療費の手続き、修理工場への連絡、代車の手配などの初期対応を即日実施します。

 また、事故の調査については、全国の車両鑑定人や事故調査員が損害及び事故状況を調査し、事故の「鑑定書」として専任担当者に報告されます。損害金額は、「鑑定書」などの情報に基づき算出されます。

 相手方とは、事故状況を基に過去の裁判例なども参考に示談交渉します。

 お客様は、以上の損保会社の対応状況及び事故被害者との交渉過程について、逐次、インターネットの専用サイトにて確認することができます。また、当該サイトは、掲示板形式で、事故解決の過程に対するお客様のご要望を記載することにより、専任担当者へ、次の行動を指示することができます。

 最終的に、過失割合と損害金額などが確定すれば、事故解決となり保険金が支払われます。

 事故解決後には、お客様にインターネット、電話、葉書などによりアンケートを実施し、今般の保険会社の対応への満足度調査を行い、今後の対応に活かしています。

 事故を起こしたお客様にとって、事故解決までの過程は非常に不安な時間となります。‘万が一’の時にこそ、お客様の信頼を獲得することができます。

 当社が開発に携わった『損害調査システム』は、自動車事故発生から事故解決までをスピーディーに行うことに加え、インターネットを介してお客様と専任担当者の意思疎通を図ることにより、'安心感'と'納得感'のあるサービスの提供に繋がり、従来にも増して、お客様満足度の向上に役立っています。